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漢字一文字の旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二巻　　

旅はなにも距離を彷徨(さまよ)うものではない。
脳の中でも歩ける。

第一巻で、煩悩(ぼんのう)の数と同じ百八つの漢字、その一文字ずつを訪ねる旅をしてきました。
そして、無事に終えることができました。

さあ、第二巻としての再出発です。

旅は道連れ、世は情け。　
皆さまからの熱い情けを受けて、御一緒にこの旅が続けられたら嬉しいです。　
お付き合いのほどをよろしくお願いします。

また、本エッセイは平凡社出版、著・白川静先生の「常用字解」、著・白川静先生／津崎幸博先生の「人名字解」から、漢字解釈について引用させてもらってます。