更新日時:2014-03-17 22:35:31
投稿日時:2012-04-22 00:02:58
天つみ空に・其の二
作者: 東 めぐみ
カテゴリー :時代小説
総ページ数:10ページ [完結]
公開設定:公開
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著者の作品紹介
清五郎の女房となったお逸は、大店のお嬢さま時代と同様、
気随気儘な日々を送る。亭主の清五郎は優しく、申し分ない。
清五郎には、ある目論見があった。それは、お逸をいずれ
は名実共に自分の妻にしようというものだ。
しかし、お逸は、嫁ぎ先で手代頭の真吉と運命的な出逢い
を果たす。互いにひとめで惹かれ合ってゆく二人に、清五郎の
嫉妬の焔が燃え上がり、ついに、お逸に彼の毒牙が迫る。
形ばかりの良人だと思い込んでいた清五郎は恩人でも何でも
なかった。
このまま清五郎のものとなるか、真吉の差し出した手を取るか?
お逸は、ついに決意する。
江戸時代、万葉集のとある一首をあるときは宝物のように、
あるときは支えとして胸にいだきながら、身分違いの恋を貫いた
娘の恋。
そして、真吉が身を隠す場所として選んだのは、あうことか
江戸の一大歓楽地帯吉原。新たな試練と災難がお逸を待ち受けよう
としている―。
気随気儘な日々を送る。亭主の清五郎は優しく、申し分ない。
清五郎には、ある目論見があった。それは、お逸をいずれ
は名実共に自分の妻にしようというものだ。
しかし、お逸は、嫁ぎ先で手代頭の真吉と運命的な出逢い
を果たす。互いにひとめで惹かれ合ってゆく二人に、清五郎の
嫉妬の焔が燃え上がり、ついに、お逸に彼の毒牙が迫る。
形ばかりの良人だと思い込んでいた清五郎は恩人でも何でも
なかった。
このまま清五郎のものとなるか、真吉の差し出した手を取るか?
お逸は、ついに決意する。
江戸時代、万葉集のとある一首をあるときは宝物のように、
あるときは支えとして胸にいだきながら、身分違いの恋を貫いた
娘の恋。
そして、真吉が身を隠す場所として選んだのは、あうことか
江戸の一大歓楽地帯吉原。新たな試練と災難がお逸を待ち受けよう
としている―。
感想コメント (1)
急転直下、真吉と手をつなぎ走った夜道。かりそめの姿で始めた新生活。財産・身分よりも「好き」が優先ですね。rumba | 退会ユーザー | 2013-05-02 13:58:10