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鮎風 遊
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散々元気出す定食 (グランマ付き)
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外は花吹雪。
そんな中、高見沢の足取りは、もうふらりふらりとしたものではなかった。
おばあちゃんの言葉、「男の子だからね、背筋を伸ばして、まっすぐ歩くんだよ」
高見沢はその通りに前を見据えて、背筋をシャキット伸ばして・・・今は歩いている。
そんな高見沢一郎の肩に
桜の淡いピンクの花びらが・・・一枚、二枚、三枚と
そして、また一つ風が吹き
散散と・・・舞い落ちてきたのだった。
おわり
作品名:
散々元気出す定食 (グランマ付き)
作家名:
鮎風 遊