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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「セックスアンドザシックスティーズ」 第四話

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「だから恵子さんもきっとそう言ったのよ。違う?恵子さん?」
「ええ、そうですよ」
「ほら、自信持ったらいいんじゃないの。私達って他の60歳とは違うのよ・・・みんな綺麗だし輝ける、そう思わない?」
「映子さんの言う通りかもしれない。恵子さんだっておめかしすれば元々痩せているからきっと綺麗に変身できるよ。ねえ提案なんだけど、次に会うまでにそれぞれが変身するって言う課題はどう?ここでどうなっているか約束するの?私は・・・運動をして結婚前の体重まで落とすわ。みんなはどう?」
典子の言った課題を映子が大賛成をしてそうしようと恵子と美紗子に聞いた。

「恵子さんはどうする?」
「私?・・・そうね、お洒落しようかしら。洋服とかメイクとかもっと明るく華やいだものにしたい」
「それがいいわ。美紗子さんは?」
「私?・・・う~ん、とりあえず出逢えた人と付き合ってみる勇気を出す」
「ほう!それはすごい変わりようだ・・・できるかな?」
「典子さん、もう私にだって残された時間はないのよ」
「じゃあ、他のみんなは大急ぎでしなきゃ。ハハハ・・・」
みんなの大きな笑い声がレストラン中に響き渡っていた。

映子は自分に彼が居ることからこんな話になって行ったことに少々驚いてはいたが、ここに居る4人はこれからも仲良く楽しくお互いを励ましながら生きてゆけるように感じられた。
セックスアンドザシックスティーズライフが今始まろうとしていた。