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「男子どうしだと、4分しかもたないの。効果」
え。
「短くない？」
「う～ん、その辺はまだ今の技術じゃ…ね」
！
ビュオッ！
なんか、頭の上を、釘バットが水平に通り過ぎた。
急いであたりを見渡すが、どこにもいない。
「でもね、男子、女子の合体だと、30分はもつよ！」
「…なんで？」
どうして男女違うんだろう。
「ただね、男女の合体してしまうと…。子供が…」
ん？
「赤ちゃんが出来ちゃうの」
バッ！！
あれ！？
今の今まで、セイジが手に持っていたはずの金の腕輪が消え去った。
バキッ！
あ、リョウ。
やっと見つけた。…素早いな。
そのリョウは、ナオに思いっきり顔面を殴られていた。
理由は手元を見てみると一目瞭然。
ナオの腕に腕輪をはめようとしていた。
「だからね、万が一の時しか使わない方がいいかも」
何事もなかったかのように話を進める。