小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
佐崎 三郎
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 27916
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
ショーセツの誕生
INDEX
|2ページ/2ページ|
前のページ
縁側に零れる陽射しが赤くなっていた。またしても本を閉じて、頬を両手で挟んで口を結んで鼻で息を吸い込んだ。音をたてて息は出ていった。庭の下の方からかさかさと音が上がってきた。管理人のSさんだ。枯れた竹の生え並ぶ細い坂道を、かなり優しい足取りでゆるゆると歩いて来る気配がした。わたしは、あっ、生まれた、と思った。この先を読むことができない短編小説が始まり、「ゆるゆる」と二泊三日続くのだと。 (了)
作品名:
ショーセツの誕生
作家名:
佐崎 三郎