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大切な光

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ヘスティアは?デメテルは?ヘラは?
何が何なのか。
「お前…いい加減にしろ!!!!」
「!!!」
ポセイドンがらしくもなくゼウスを怒鳴りつけた。
肩で息をして、余程力を入れて怒鳴ったのだろう。
そして、ゼウスの胸ぐらを掴み大声で怒鳴った。
「貴様は最高神!あんな奴の言葉で動揺するな!!揺らぐな!!!前だけを見ろ!!!今を見ろ!!貴様は過去でなく未来を見据えろ!!!!!!それが貴様であり、最高神の責務だ!!!!!!!いいか?!!!!!!」
ふと流れてきたのは、涙。
自分は恵まれている。
ハデスもポセイドンも自分を守ってくれた。
そして、励ましている。
どうして、自分ばかり彼らは。
「な、何だよ…な、泣くな!!ほ、ほら、元気出せ!!!いつものお前はどこに行った??ん?」
ポセイドンの狼狽えっぷりに少々、笑ってしまう。
だが、嬉しかった。
「ありがとう…ありがとう…兄さん、兄ちゃん…」
「!!…あ~っと、兄貴や俺にとって…お、お前は光だ!!それは兄弟たちにとって!!!いいか?お前は王だ!!天空の支配者だ!胸を張れ!胸を!!!!いいな?」
ゼウスが頷く。
スカイブルーの眼を赤くし、雷のように輝く金の髪が風に揺られる。


(自分は兄弟たちの光。
ならば輝き続け、君臨しよう。
兄弟たちと共に生き、兄弟たちと共に散ろう。
そして笑いあおう。
昔のように…
そう
昔のティタノマキアの時のように
互いを補い合いながら…
輝き続けよう
我は天空の王
兄に冥府の皇帝を持ち
兄に海の覇王を持つ者
我らは君臨し続ける…
我らが朽ちるまで…永劫に)
静かに動き出した歯車は今動く…ギーコギーコと不気味な旋律を奏でながら…
作品名:大切な光 作家名:兎餅