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島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
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【無幻真天楼 第十二回】ココロのうた

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「…緊那羅」
「え…?」
阿修羅が京助から緊那羅に視線を移しソレにあわせるかのようにその場にいた全員が緊那羅に視線を向けた
「お前鏡見たことあるけ?」
「はっ?;」
阿修羅が言うと緊那羅だけではなくその場にいた全員が疑問系の声をはもらせた
「お前の…前髪色違うっしょ…」
言われた緊那羅が自分の前髪を上目で見た
「…う…ん」
「何色だ?」
「緑…だっちゃけど…」
どこかで突っ込みたい突っ込みたいと思っている面々だが突っ込みどころがなくただ緊那羅と阿修羅のやり取りを聞いている
「どうして違う色か…考えたことないけ?」
阿修羅が聞くと緊那羅が前髪を引っ張りながら考え込んだ
「…特に…は…」
「そうけぇ…それはな…お前ン中に竜の力があるからなんきに」
「そうなんだっちゃ…? ……えええええええええ!!!!?;」
阿修羅の言葉を聞いてしばらく間を開けた後緊那羅が声を上げた
「…ワシもソレを聞いたときには驚いたぞ…; …まさかワシと…」
「かるらん。今はオライが緊那羅のことを緊那羅に話してるんきに…スマンの」
何か続けて言おうとした迦楼羅に阿修羅が突っ込んで言った
「迦楼羅…」
乾闥婆がぎゅっと胸を掴んで俯くと迦楼羅が乾闥婆の手に手を添えた
「つらいなら聞かなくていいんきによだっぱ」
ソレを見た阿修羅が乾闥婆に言うと乾闥婆が首を振った
「いえ…大丈夫…です」
そして笑顔を向けた
「…なんで緊那羅の話で乾闥婆がつらいンだ?」
「俺が知るか;」
「複雑模様だねぇ;」
3馬鹿がボソボソと小声で会話をする
「アタシよくわかんない…;」
阿部が呟いた
「…私の中に…って…」
緊那羅が驚いた顔で阿修羅に次の言葉を促すように聞く
「簡単に説明すっと竜のボンとかがよーやってるゲームとかいうのに…【復活の呪文】とか…あるだろ?」
「あーザオリクとか?」
「レイズデットとか」
「レイズとかー…ヒーリングとか」
「あと…何あった?」
阿修羅が言うと3馬鹿と京助がゲーム中にでてくる復活の呪文を次々上げていく
「ハイハイ~いいか?」
とめどなく出てきそうな復活の呪文に阿修羅がパンパン手を叩いて楔を入れた
「竜は…お前に【復活の呪文】をかけたんよ」
「え…」