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香港・境界。
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「---私が、斎田さんを好きになってしまった事---。」
「---ありがとう---その一言は凄く嬉しいよ---でも、プロでやっていくなら、これを最後にした方がいい。出来るかい?」
沈黙の時間が、物凄く長く感じる。
音楽でも、ドラマでも、必ずある場面。
プロとアマの境界線を越えられるかどうか----?
俺は気長に、李艶の返事を待った。
「---判りました。斎田さんの言う通りにします---。」
今日もまた、一人の女が境界線を越えた。
作品名:
香港・境界。
作家名:
RSNA