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sanze1991
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第六章三話 塗りつぶされた過去
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【石賀卓視点】
墨田君が急に吐き出した。
すごい苦しそうだ。
何かを思い出したのだろうか、頭を抱えている。
「無理に思い出さなくていい・・・・ここには君を辛い思いをさせる人はいないんだよ。」
それしか俺にはできなかった・・・・
今日も墨田君は倒れていた方向を無意識なのか見つめていた。
作品名:
第六章三話 塗りつぶされた過去
作家名:
sanze1991