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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「初体験・選択編」 第三話

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「お母さんに挨拶しないといけなかったね。帰りに家に寄らせてもらうよ」
「雄介、ありがとう。母も喜ぶわ。後で電話しておくね」
「そうして。俺も母に電話して立ち寄ること伝えておくから」
「そう・・・私とこうしていること知られてもいいの?」
「仕事しているんだからね。当然だよ」
「ならいいけど・・・あなたに彼女がいる事ご存知なんでしょ?ご両親は」
「もちろんだよ。挨拶の電話が向こうから掛かってくるぐらいだから」
「そんな仲なの・・・知らなかった」
「色々とあったからね、去年は」
「そうだったわね・・・」
小枝子は自分と雄介なんかよりずっと佳恵の方が認められている仲なんだと思い知らされた。