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てっしゅう
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「初体験・小枝子編」 第二話

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「そうしてくれると助かるけど・・・夜でもあなたがいいのなら構わないわよ」
「泊まりでもいいですか?」
「雄介さん!本気?」
「はい」
「あなたのことが・・・好きよ。雄介さんに彼女がいてもいいの。私が好きなだけで・・・気にしないで」
「嬉しいです。好きって言われることが・・・」
「こんな年でも?」
「関係ないです年齢は・・・男性からだと困りますが」
「ハハハ・・・面白いことを言うのね。まったく・・・憎めないね」
「そうですか。今のは本気ですよ」
「そう、たまには男もいいかもよ?」
「ええ?どうしてそう思うんですか?」
「だって・・・面倒くさくないもの」
「女性は面倒くさいんですか?」
「そう思っているでしょ?経験豊富なようだから」
「そんな事は思っていませんよ。駆け引きしたり、隠れている部分を発見したりすることが恋愛をしてて面白いって感じますから」
「プレイボーイね雄介さんは・・・なんか、楽しみになってきた」
「期待しない方がいいですよ。大学生ですから・・・所詮」
「あら控えめな発言ね。本当は・・・自信あるんでしょ?顔に書いてあるわよ」
「参ったなあ・・・もう着きますから降りなきゃ。じゃあ都合のいい日連絡下さい。今日はご馳走様でした」
「いいのよ、これからも遠慮しないでご馳走するから。じゃあ・・・おやすみ」
「はい、おやすみなさい」

佳恵のことがチラッと頭を過ぎった雄介であった。