小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
垣一 不知
垣一 不知
novelistID. 35203
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

夜の学校

INDEX|6ページ/10ページ|

次のページ前のページ
 

 「はい、これで全員確保!」
 悠太はそう言って、よじ登っていた個室の壁から下りた。
 やがて鍵を開けて、中から一人の少年が出てくる。
 鬼ごっこの参加者、隆志だ。
 「くそっ。やっぱり見つかったか」
 憎憎しげに言った後、
 「でも、結構楽しかったな。夜の校内鬼ごっこ」
 そういって笑う隆志。
 「そうだね」
 正直、鬼ごっこには乗り気でなかった。
 高校生にもなって鬼ごっこ? 楽しめないだろ、と。
 しかしフタを開けてみると熱中している自分がいて、悠太は思わず苦笑した。
 
作品名:夜の学校 作家名:垣一 不知