更新日時:2012-02-13 16:37:51
投稿日時:2012-02-01 16:44:04
音
作者: 中川 京人
カテゴリー :純文学小説
総ページ数:2ページ [完結]
公開設定:公開
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著者の作品紹介
夢──。
眠りの中で見るものと、希望の内に見るものが、同じ名前で呼ばれている。
それが気に食わない。
──おれは夢を見たけど、夢にも見たんだ。
どこにそんな日本語がある。それしか言えなかったおれは、本当のまぬけ。
眠りの中で見るものと、希望の内に見るものが、同じ名前で呼ばれている。
それが気に食わない。
──おれは夢を見たけど、夢にも見たんだ。
どこにそんな日本語がある。それしか言えなかったおれは、本当のまぬけ。
感想コメント (4)
夢みるあんずさま、おはようございます。折口学さまの「後ろ姿の少年に」を読んだ後では、恵まれた俺、なんと不届き者か(実際エゴグラムでは散々)と恥じ入ります。自分勝手に意味があればそれだけが救いです。 | 中川 京人 | 2012-03-03 10:35:43
”饒舌な文体”、猫春雨さんのおっしゃる通りだと思います!ぐいぐい魅了されました。螺旋階段をのぼりつめてゆくみたい。ラスト、どきっとしました。 | 退会ユーザー | 2012-03-03 07:27:54
読者のイマジネーションを刺激する作品ですね。とても楽しませて頂きました。 | 大橋零人 | 2012-02-14 22:00:39
饒舌な文体。読み始めると惹き込まれました。父親となった主人公が父親の夢を視る。なんだか意味深ですね。 | 退会ユーザー | 2012-02-13 18:19:27