旧東条院中学校生徒会執行部
旧東条院中学校生徒会執行部。
1.「あ・・・ありえねぇ・・・。」
「暖かいなぁ。春って感じ。」
今日から旧東条院中学校一年生。と、いうわけで入学式当日だ。
此処で少し、オレの紹介をするとしよう。名前は宮坂 伊吹(みやさか いぶき)。得意な科目は多分理数系・・・だと思う。嫌いな科目は体育。というか、球技?うん、あれ無理。上から落ちてくるの無理。そんで家に居る時は大体ゲーム三昧。でも視力は良いぞ。因みにどのクラブに入るかは決めてない。
とか何とか自己紹介してる場合じゃないな。えっと・・・オレのクラスはっと・・・。
・・・ん?あれ、何かの見間違い・・・だよな?何でクラスの人数が全員で五人な訳?その中にオレ、入ってんだよ!!!少ねぇ!!!少な過ぎだろォォォ!!!
「あ・・・ありえねぇ・・・。」
仕方ない、自分で選んでこの学校に中学受験したんだから。よし、一年間頑張るか!と、気合を入れてみるが当然そんな切り替えが良いわけがなく・・・。とりあえず、体育館に行こう。今は深く考えないって事で。
体育館
「えー、では入学式を始めます。一同、起立。」
体育館に響き渡る校長先生の声。目の前に見えるのは・・・だらだらと席を立つ生徒達。そして今オレがいる場所はというと・・・体育館のステージの上に設置された、たいそうな椅子の上。オレの横にはクラスメイトらしき人たち四人。何この状況。
っていうかオレ達、起立しなくて良いのっ?オレの隣に座る人達は、誰一人として立ち上がろうとしない。と言うより、起立する気ゼロ。仕方ないから、オレも黙って座っている事にした。
校長先生の話が終わり、一同着席。突然先生が、180度話題を変えた。
「突然ですが、皆さん知っての通り我が校は今年で創立200年です。其処で、今年から新しい制度をつくる事になりました。」
そうですか。いい加減この変な状況下に置かれるのも慣れてきたので話を聞くのが面倒になってきたオレは耳から入る全ての音声をスルーしていた。だがそれも束の間。次の瞬間、全ての音声がオレの耳に戻って来た。
「今このステージの上の椅子に座ってもらっている五人は特別クラスです。因みに我が校の生徒会執行部に当たります。では今から、皆さんに自己紹介をしてもらいましょう。」
1.「あ・・・ありえねぇ・・・。」
「暖かいなぁ。春って感じ。」
今日から旧東条院中学校一年生。と、いうわけで入学式当日だ。
此処で少し、オレの紹介をするとしよう。名前は宮坂 伊吹(みやさか いぶき)。得意な科目は多分理数系・・・だと思う。嫌いな科目は体育。というか、球技?うん、あれ無理。上から落ちてくるの無理。そんで家に居る時は大体ゲーム三昧。でも視力は良いぞ。因みにどのクラブに入るかは決めてない。
とか何とか自己紹介してる場合じゃないな。えっと・・・オレのクラスはっと・・・。
・・・ん?あれ、何かの見間違い・・・だよな?何でクラスの人数が全員で五人な訳?その中にオレ、入ってんだよ!!!少ねぇ!!!少な過ぎだろォォォ!!!
「あ・・・ありえねぇ・・・。」
仕方ない、自分で選んでこの学校に中学受験したんだから。よし、一年間頑張るか!と、気合を入れてみるが当然そんな切り替えが良いわけがなく・・・。とりあえず、体育館に行こう。今は深く考えないって事で。
体育館
「えー、では入学式を始めます。一同、起立。」
体育館に響き渡る校長先生の声。目の前に見えるのは・・・だらだらと席を立つ生徒達。そして今オレがいる場所はというと・・・体育館のステージの上に設置された、たいそうな椅子の上。オレの横にはクラスメイトらしき人たち四人。何この状況。
っていうかオレ達、起立しなくて良いのっ?オレの隣に座る人達は、誰一人として立ち上がろうとしない。と言うより、起立する気ゼロ。仕方ないから、オレも黙って座っている事にした。
校長先生の話が終わり、一同着席。突然先生が、180度話題を変えた。
「突然ですが、皆さん知っての通り我が校は今年で創立200年です。其処で、今年から新しい制度をつくる事になりました。」
そうですか。いい加減この変な状況下に置かれるのも慣れてきたので話を聞くのが面倒になってきたオレは耳から入る全ての音声をスルーしていた。だがそれも束の間。次の瞬間、全ての音声がオレの耳に戻って来た。
「今このステージの上の椅子に座ってもらっている五人は特別クラスです。因みに我が校の生徒会執行部に当たります。では今から、皆さんに自己紹介をしてもらいましょう。」
作品名:旧東条院中学校生徒会執行部 作家名:京橋 麗