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チャーリー&ティミー
チャーリー&ティミー
novelistID. 28694
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八咫占札の日常 小アルカナ コイン

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一方八咫の絶叫で起きた人はある意味その絶叫で救われたと言ってもいいだろう。
起きたのは鍋倉義輝19歳
八咫の絶叫が響く中、彼は2階の住人の絶叫に驚き部屋を飛び出した。
「あ~~~~~~!!」
一階の廊下になんと灯油が流れているではないか。しかも自分の部屋の前の廊下においてあるストーブが倒れている。このままでは引火してしまう!
「あぶねぇ!」
火があと少しで引火するぐらいまでの熱を帯びた瞬間。義輝はストーブの電源を切る。そしてすぐさま自分の部屋にもっていきストーブを拭いて灯油を拭き取る。
後ろの方で舌打ちらしき音が聞こえたが気にしない!
こうしてアキヤマ リカが起こしそうになった放火は八咫の絶叫と義輝によって回避された。
このあと起きていた姉妹と八咫、そして義輝の三人が灯油まみれになって灯油を拭き取ったのは言うまでもない。