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阿良々木暦
阿良々木暦
novelistID. 34822
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俺と妹の波乱な日常-3-

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と佐藤が電話に出た。へぇー浩史って言うんだあいつの名前。15年生きてきて凄い発見をしたと思いつつ言った。
「あ、俺だ悠一だ。」
「悠一か、珍しいな。お前が電話とは。」
「いや、折り入って相談があるんだ。実は小鳥遊の話なんだが―――」
「悠一何ということを!まさかそんなことを!悠一、俺はお前の味方だぞ」
「何を言ってるんだ佐藤?」
「いや、何も言わなくていい。出産はいつだ!、小鳥遊の親は知っているのか、お前の親は!」
俺は呆れてしまった。佐藤の俺に対する信用はその程度か。俺は声を大にして言った。
「俺がしかるべき常識をわきまえていないような言い方をするな!俺は、どこかの強姦か!お前の発想が 斜め上すぎてびっくりしたわ!」
俺は全力で、突っ込んでしまった。俺は息を切らしていた。佐藤は、意外そうに言った。
「なんだ、小鳥遊を妊娠させたものと思っていたのだ。」
「もう、俺は突っ込まんぞ!」
佐藤は真面目な声色になって俺に言った。
「で、妊娠の件でなければ相談とは何だ」
「実は―――」
俺は佐藤に、小鳥遊からのラブレターを本人から手渡しではなく拾ってしまったこと、そして明日の放課後に会わなくてならないこと等をおおまかみ説明した。すると、さすがモテる佐藤は冷静に
「なら、小鳥遊の気持ちを考えて行ってあげたほうがいいと思うぞ」
と、礼奈と同じことを言った。俺は二人に言われたので佐藤に
「分かった。お前が言うならその方が良いんだろう」
と言った。佐藤はモテモテで女の気持ちが分かるんだろうからな。俺は佐藤に礼を言ってから電話を切り、礼奈が夕食を作っているキッチンへと向かった。キッチンには、スパイシーな香りが広がっていた。礼奈は俺を見るや否や
「スーパーに行ってくるよ、お兄ちゃん」
と言った。
「んっ?何か買うものでもあるのか?」
「うん、カレー粉が足りなくて」
と礼奈が言った。しかし、礼奈はスーパーの場所が分からないはずだ。それで俺は礼奈に
「俺がひとっ走り行ってくるよ」
と提案した。こんな遅くに女の子一人を歩かせるのは危険だし。すると礼奈は
「じゃあお願いしようかな」
といった。俺は必要な材料を礼奈から聞いて、家を出た。一応、鍵を閉めようと考え鍵を閉めてた。俺は、この時この家の玄関に鍵を閉めるのがこれでしばらく無いことになるとは考えもしなかった。そして俺は、急いでスーパーへ向かった。スーパーで俺はカレー粉その他を買い急いで家に帰った。すると、俺の家のすぐ近くの路地裏で悲鳴が聞こえた。俺は急いで駆けつけた。すると全身黒色の男がなんと小鳥遊にナイフで襲い掛かろうとしていた。俺はとっさに小鳥遊の前に庇うようにして立った。黒い男はナイフを刺すスピードを緩めようともせず俺にナイフを付きたてた。気づけばナイフは俺の脇腹あたりに刺さったままになっていた。あの男な逃げたのか。俺は小鳥遊を見た。小鳥遊は泣いていた。
「悠―――くん、―――一君!しっかりして悠一くん!」
「た、小鳥遊、お前は大丈夫か」
俺は、情けないほど小さな声で言った。すると小島遊は
「人の心配してる場合じゃないでしょ!悠一君今、救急車呼んだから、しっかりして!」
俺は、意識が遠くなり視界が狭くなるのを感じながら思った。カレー粉どこにやったっけ。この思考
が終わると同時に俺の意識が暗闇に落ちた。その暗闇が一瞬明るくなり、声が聞こえた。
「悠―――くん、―――一君。ごめんなさい。悠一くん」
これは小鳥遊の声か。何で謝ってるんだ。俺は疑問に思った。すると
「お―――ちゃん、―――兄ちゃん、しっかりして!」
という礼奈の声が聞こえた。あぁ、そうか俺ナイフで刺されたのか・・・情けないな俺は・・・その瞬間また、俺の意識が暗闇に落ちた。