DARADALife
話は戻るけど、彼女が起きて僕は殺されるのかと思ったが、そんなことはなく、彼女は全部分かってますよという笑顔で僕を迎えてくれた。クソヴィッチなのかなと思ったが、そんなことはなく、いいとこのお嬢様らしい。
とりあえず落ち着くために(主に僕が)服を着ようとしたのだが、なんと彼女は服を着るのができなかった。身の回りのことは全部侍女がやってくれているらしい。仕方がないので服を着せてあげた。僕には嬉しい限りだった。余談だが昨夜の服が見当たらず、僕の家にある服を彼女は着たわけだが、僕の家に女物の普通の服があるはずも無く、僕のコレクションの中から選ばせた。チャイナ服だった。さらに言うなら彼女は着やせするタイプでどこの怪異殺しだよ!っていうスタイルだった。
とにかく、落ち着いたところでテーブルについて、昨夜の話を聞くことにした。
作品名:DARADALife 作家名:齋古翔太