DARADALife
おい!ダオダンドー(仮)はどうしたんだ!なに女とイチャイチャしてんだよ!そんな声がちらちらしてきたので………説明しようかな?
改めて自己紹介をしようと思う…‥……前にもこんなことをいった気がする。
それはともかく、僕には兄弟が一人いる。一人と数えていいのかどうか………とにかく一人いる。兄貴だ。名前は一一……これは別に伸ばし棒とかじゃない、漢字の一が二つ並んでいるだけだ。読み方はにのまえはじめだ。だからって僕の兄弟が九人いるなんてことはなく、ただ両親がそう名付けただけだ。
僕の兄貴ということはもちろん、狼男であり人間ではない。さらにいうなら僕なんか足下にも及ばないぐらいの強さだ。(もちろん僕が全力を出せば分からないが、とにかく今の僕じゃ五秒で木っ端微塵だ。)
なんでこんな話を急にしたかと言えば、その超絶兄貴が僕を助けたからだ!
そして、この事実を裏付ける証拠品が彼女の手に握られている、兄貴オリジナル領収書。
「一億貸しな♪……………psちなみに彼女はもうオレが頂いたから♪ゴチになります!」…………兄貴に初めて殺意を抱いた日だった。
作品名:DARADALife 作家名:齋古翔太