museum
C「あ?俺に?」
AB「はい!」
C「んなもんいらねぇーよ。」
B「お友達祝っていうのはどうですか?」
C 嬉しそうに
「そ、そんなもんなおのこといらねぇーよ。」
AB「うぁー。ひねくれてるなぁ~」
B「実は僕ら、この後、泊ってる宿で仕事がうまくいった記念に祝賀会を上げる予定だったんです。宿の方にとっても豪華な料理やお酒なんかも頼んでるので、よかったら、と思いまして!もっと、もっと、お話しもお聞きしたいし・・・・・。あ。失礼ですよね!僕らみたいなののなんか!!すいません!本当にすいません!・・・・。」
C「あ、いや。お前らがそこまで言うんだったら、いってやらねぇ、こともねぇんだが?」
A「ほ、本当ですか!!」
C「ああ。」
A「わぁ~!!やったね!マルちゃん!!」
B「うん!」
C「で、料理や酒は、どんだけ用意できんだ?」
A「仰っていただければ、いくらでも!」
C「ふふん。」
B「他にも取り揃えてほしいものがありましたら。」
C「へへへへへ。・・・よしあんま行きたくないが、行ってやるか!」
AB「ひねくれてるなぁ~」
C「さ!すぐ行こう!すぐ!」
B「あっ。僕はまだ仕事が少し残ってるので先にシカクちゃんと行っててもらえますか?宿の方には連絡入れておくので。」
C「ぬぁ。まぁ、いいが。早くこねぇと、何もかもなくなってるかもしれねぇーぞ。ふふふふふん。おい、そういやぁ、何て宿だ?」
A「(ガイドブックを捲りながら)えっと、あ、これです。」
C「お!ここなら知ってんぞ!ここらじゃ有名な高級旅館じゃねぇか!?すごいなぁ!? へっへっへっへっへ。んじゃ、はやくこいよ!」上機嫌でAとはける。
B「ああ!信号には気を付けてくださいね!!」
C「分かってるよ!こっちは地元民だ。ははは。」
はける。
B 電話をかける。
「もしもし。僕です。ええ。ちゃんと材料は手に入りました。いい展示品になりそうです。」
暗転