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無人

novelistID. 30361

贈り物

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神様は非情でした

僕は空を見上げます
神様は僕を見てはくれません

僕は神様に頼みました
神様は頼まれてくれません

僕は神様を信じていました
神様は僕を信じてはくれません

独りは嫌です　もう疲れました
神様は僕の背中を押してはくれません

死んでも良いですか
神様は引き止めてくれません　
神様は頷いてはくれません

かわりに家族が引き止めてくれました
家族は頷いてはくれませんでした

神様は非情でした

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作品名：贈り物　作家名：無人