洋琴奇憚
差出人 pianoworks@esweb.ne.jp
受取人 Leonora@esweb.ne.jp
subject:日曜日の件
レオノーラさん、こんばんは。
今回は、美園さんが伴奏引き受けてくれました。
ほとぼりが冷めたら、また合わせましょう。
p.s.わたしもオンディーヌ、次回は参加しないとMLしました。
ものすごくほっとした。
そして、アマデウス会の主催者にも連絡。
差出人 Leonora@esweb.ne.jp
受取人 sonata331@esweb.ne.jp
subject:ご相談
アマデウスさん、こんばんは。
突然ですが、わたしオンディーヌをやめてしまいました。
メンバーの一人とどうしてもうまくいかなくて、危険を感じるほどです。
勤務先のトラブル対応に相談したところ、会う可能性があるところには行かないほうがいいといわれてしまいました。
今度の会ですが、午後の本会は危険万一があってご迷惑かけるといけないと思います。
でもベーゼンは弾きたいので、午前のほうだけっていうのは可能ですか。すみません。面倒で。
差出人 sonata331@esweb.ne.jp
受取人 Leonora@esweb.ne.jp
subject:Re:ご相談
レオノーラさん、大変ですね。もしかしてと思うけど、あの仲が良かった方では?
午前だけでももちろんOKですよ。ちなみに今回彼女は来ません。
午前の時間調整も可能ですから良かったらどうぞ。
わわ。皆さん普通で優しい。
直近の調整をつけてほっとしたのと、普通の人たちと普通に話せてほっとした。
次にレオノーラが連絡を取ったのは、ブリッジさんだった。
ブリッジさんとは、二台ピアノをやろうと言っているのに、なかなか企画が進められずにいた。
ももこさんが、返事をくれない、といいはじめてからもう半年以上たっている。
彼は何も言わないが、推察するに、多分同じ様な攻撃を受けたのではないだろうか。
彼女のメールを見ないようにしているから、返信もしないのではないだろうか。
この間、ブリッジさんがオンディーヌに出席したのは、コンサートを含めて二回だけだった。
差出人 Leonora@esweb.ne.jp
受取人 ishibasi@dokomo.ne.jp
subject:ご連絡
ブリッジさん こんばんは。
突然ですが、わたしオンディーヌを辞めました。
管理人さんとどうしてもやって行けません。
とりいそぎ、ご連絡です。
速攻で返事が来た。
差出人 ishibasi@dokomo.ne.jp
受取人 Leonora@esweb.ne.jp
subject:Re:ご連絡
レオノーラさん、ご連絡ありがとうございます。
わたしは彼女のメールは1年近く前から見ていないので、知らなかったですが、おおたきさんによると、サークルをやめるとかやめないとか、今度の会をやるとかやらないとか、さようならとか、もう支離滅裂だそうですね。
レオノーラさんとは音楽仲間でいたいですから、また別口で会をやるので、よかったら来てください。
やっぱりそうなんだ。
差出人 Leonora@esweb.ne.jp
受取人 ishibasi@dokomo.ne.jp
subject:Re:ご連絡
ブリッジさん お返事ありがとうございます。
怖い目に会ったんですよ。
早く忘れたいです。
ブリッジさんの会、宜しくお願いしますね。
差出人 ishibasi@dokomo.ne.jp
受取人 Leonora@esweb.ne.jp
subject:Re:ご連絡
ここまでなんとかやってきたのに、ついに本性がでましたね。
ではまたご案内します。
大事なおおたきさんにも連絡しておかなくては。この様子だと、真に受けて困っていそうだ。
レオノーラにとって、おおたきさんは、フォーレを語れる仲間というだけでなく、人物的にも音楽的にも大切な人生の先輩だった。
差出人 Leonora@esweb.ne.jp
受取人 kazutaki@dokomo.ne.jp
subject:ご連絡
おおたきさん こんばんは。
突然ですが、わたしオンディーヌを辞めました。
管理人さんとどうしても上手くやって行けませんでした。
おおたきさんとはぜひまたお会いしてフォーレを語りたいと思ってます。
とりいそぎ、ご連絡です。
また速攻で返事が来た。
差出人 ishibasi@dokomo.ne.jp
受取人 kazutaki@esweb.ne.jp
subject:Re:ご連絡
管理人さんから、明らかにレオノーラさんに言及と判る内容のメールが大量に届き、困惑していました。直接聞いてみようかと考えていたところでした。オンディーヌのことも二転三転どころでない様子です。クリスマス会を最後にサークルはおしまいということですから、行って挨拶してこようと思っています。またお会いできる日を楽しみにしています。
やっぱりね。ももこさんは、自分が人の悪口を言いまくっているから、他の人も自分の悪口を言っているに違いないと思いこんでいたのだ。でもサークルはお終いなのか、よかった。これで被害者が増えなくてすむ。
もう一人、連絡したい人がいたが、レオノーラはヴァルトさんの連絡先を知らなかった。迂闊だ。
アマデウス会は、レオノーラがももこ切りをした一週間後に開催され、かなりの盛会だった。レオノーラは午前中のベーゼンドルファーを弾く予備の会にだけ参加した。個人練習に近い会だったので、気楽だった。
てまりさんとはしみじみ話したが、彼女にも散々な攻撃メールが届いていた。
午後も弾いていきなよと皆言ってくれたが、レオノーラは何だかほっとしてしまい、疲れたので帰った。
てまりさんは、さすがに百戦錬磨、あっさりと着信拒否にしていたし、二次会では皆がももこ事件の詳細を知ることになったようだ。
週が明けてメールをチェックしたら、レオノーラの後輩であるももこさんの親類からメールが来ていた。頼まれたのだろう。
とにかくよろしくという内容だった。具合の悪いメールが来たので彼女にはもうお会いませんと返信した。
クリスマス会予定の少し前に、レオノーラはブリッジさんと、おおたきさんと会う機会があった。ブリッジさんが企画してくれた少人数の会だった。
ブリッジさんはやはり春前に攻撃されたのだ。彼はかなり言いたいことがあったようで、それはレオノーラも同じだったので、それはそれはいろんなことが出てきた。
おおたきさんはお気の毒にとても困惑していたのだという。オンディーヌのクリスマス会の開催もさらに二転三転していて、直近ではももこさんは自分は出席しない、というメールを送っていた。
オンディーヌのクリスマス会は、予定通り開催され、結局、往生際悪くももこさんも来て7人ほど集まったという。
ひらめさんや、くららちゃん、エレナちゃん、ひさしぶりのてるまささん、などが来たらしい。
雰囲気は険悪だったようで、以前から見学を希望していて何も知らずにゲスト参加したおおたきさんと顔見知りの男性が逃げるように早退したほどだった。