脳内忘年会2011
事実上、一人忘年会
やまさん(以下、「や」)「今年もお疲れさま」
大須(以下、「お」)「お疲れさまです」
守山(以下、「も」)「乙」
山口少佐(以下、「山」)「お疲れ〜」
その他「お疲れさまでーす!」
(グラスが当たる音がする)
や「えーと、山口少佐は『CROSS』の主役、お疲れさま」
山「来年の『ダーウィニズム編』でも頑張っていくよ」
や「それと、大須と守山は『司令官は名古屋嬢』の主役と脇役、お
疲れさま」
お「来年は、主役の私の出番をもっと増やしてくださいね!」
も「私を悪女にするのはやめてよね!」
や「わかったわかった。前向きに検討するよ」
お「なんで、忘年会をやることにしたんですか? まあ、実際は、
やまさん一人でやっているわけですが……」
や「……それはね。いろいろあって、大学のサークルの忘年会に出
席できなかったからだよ」
も「元々誘われてなかったんじゃないんですか?」
や「ちゃんと誘われたよ! 日程を変えようかとも言ってくれたけ
ど、年末年始の郵便局の深夜バイトの関係で、体力面に無理が
あるから、断ったんだよ」
も「……付き合い悪いですね。私たちなんて、わざわざ物語の世界
から出てきてやってるのに……」
や「…………」