俺とみこの日常 5話
注:視点変更
今は部活中…とは言え、みんなと喋っているだけだ。
「でね〜、昨日そーくんってばお風呂のとき、故意にあたしの胸を触ったの。しかも直に」
「えっ」
「身体を洗う時には絶対触る!とか言ってたけど、直には触れないはず。普通にしてれば、布越しにしか触らないから」
「よし、とりあえず明日、蒼大を襲撃しよう」
健太くんの一言に、1年男子全員(…と言っても、太郎と拓哉くんだけだけど)が頷いた。
「でもなんでそんなことがわかったの?」
桜ちゃんが聞いてくる。
「そーくんに聞いたら、自分から告白した。『柔らかかった』って。」
「よし、身体が元に戻ったら、蒼大を血祭りに上げよう」
太郎と拓哉くんが同意した。
そーくん。ご愁傷様。
ってあれ?もうこんな時間。
「皆さんすいません、時間なんで帰ります」
「はい、どうぞ」
「皆さんすいません、蒼大を血祭りに上げるんで、帰ります」
「上に同じ」
「上に同じ」
「よし、じゃあ、今日はここで解散!みんなお疲れ様!」
「「「うおおおーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」」」
3人がものすごい勢いで走って行ってしまった。
「あたしも早く行かなきゃ」
作品名:俺とみこの日常 5話 作家名:ざぶ