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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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OATH~未来につなぐシルベ~第一章(プロローグ~第2話)

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              ●

■休憩所『憩の間』調理施設 2階(最奥) 201号室<シーンNo.1-9>

 調理施設2階の最奥の左側にある、201号室前。その部屋の前には、先ほどと同じ、全身が紫色の魔物が商人(男)を囲んでいる。

リディア・フェレル「!!」
商人(男)「ひぃぃぃ~死にたくない!!・・・・・・く、来るな!!」
フェレル「今、助ける!!」

 リディアとフェレル、武器を構え魔物に向かって突撃する。

 ※リディアとフェレル魔物と戦闘開始!(逃走不可)

<戦闘終了後>

 二人は難なく、魔物を倒す。

リディア「よし!!」
フェレル「もう大丈夫ですよ」

 フェレルは商人(男)に水の結晶治癒術をかける。

商人(男)「あ、ありがとう。た、助かったぁ~」
リディア「これでこの施設は安全かな?」

 ※強制的に『調理施設1階 受付』へと移動。このままイベントが進む。

■休憩所『憩の間』 調理施設1階 カウンター<シーンNo.1-10>

 リディアとフェレル、この施設を利用している人々を受付の方へと呼び出す。

フェレル「・・・・・・これで、ここの施設は大丈夫ですよ。ただし、ここからは出ないでください。まだ、魔物がいるかもしれませんから」
  受付「ありがとうございます。あの、もしかして団員の方だったんですか?」
リディア「ジャスティスのこと?ううん。あたしたちはその団員になるために、マノーラへ向かっている所なの」
商人(男)「そうだったのか・・・・・・大したものだよ。君ならきっと、団員になれるよ」

 リディア、右手を頭に当てて、照れながら、

リディア「へへへ・・・・・・そ、そうかな・・・?」
フェレル「リディア」
リディア「(ふてくされたように)わ、分かってるわよ~もう!」
フェレル「じゃあ、俺たちはエントランスと宿泊施設を見に行きますので」
旅人(男)「ああ。気をつけて」

 リディアとフェレル、エントランスの方へと向かう。

 ※イベント終了。操作が可能になる。

■休憩所『憩の間』 エントランス<シーンNo.1-11>

 二人はエントランスへ。しかし誰もおらず、静けさが増している。魔物もいない。

リディア「ありゃあ~?誰もいないね」
フェレル「・・・・・・どうやら、この先の宿泊施設の方へ魔物が追い詰めた可能性があるみたいだな」
リディア「そうね。行きましょ」

 二人は宿泊施設の方へと向かう。

■休憩所『憩の間』 宿泊施設1階 受付<シーンNo.1-12>

 宿泊施設の受付前に来たリディアたち。そこに受付の人や利用者はいない。部屋に逃げて避難しているのだろうか?

リディア「・・・・・・あれ?ここも?」

 静けさが増しているこの施設に踏み始める二人。
 その瞬間、目の前に調理施設と同様に、全身が紫色の魔物が飛び出してくる。

リディア・フェレル「!!」

 リディアとフェレル、武器を構えて魔物に突撃。

 魔物と戦闘開始(逃走不可)

<戦闘終了後>

 二人は難なく撃退する。

リディア「ふう・・・・・・どうやら魔物のアジトと化しているわね~」
フェレル「だな。とっとと全部倒すぞ」

 二人は施設内の奥へと向かう。
 二人が奥へと行ったとき、帽子を被った、暗そうな雰囲気の男(カイザー・ハンズブルスト)が彼らを見ていた。

 ※ここでイベント終了。操作が可能になる。(このとき、宿泊施設内でシンボルエンカウントが発生するようになる。一度倒したら、二度と出現しなくなる。)

 ※休憩施設1階と2階にいる全ての魔物を倒すとイベントが発生する。

<魔物撃退後>

リディア「よし!これで全部退治できたかな?」

 ※強制的に1階にある受付へ移動し、イベントが始まる。

■休憩所『憩の間』 宿泊施設1階 カウンター<シーンNo.1-13>

  受付「本当にありがとうございます」
リディア「いいって、そんなの。・・・・・・ところで、教えてくれない?なんで、魔物が中に入ってきたのか・・・・・・」
  受付「わたしがエントランスで受付をやっていたら、突然現れたんです」
フェレル「突然?」
  受付「ええ。突如、魔法陣のようなものからいきなり現れて・・・・・・」
リディア・フェレル「!!」

 驚きを隠せない、リディアとフェレル。

リディア「フェイ、これって・・・・・・」
フェレル「ああ。サウスマリーで起きた事件と似ている。(受付を見ながら)・・・・・・だったら、黒いフード服を着た、怪しげな大男をどこかで見ませんでしたか?」
  受付「・・・・・・いや、見ていませんね」

 利用者も「見ていない」と言っているかのように沈黙している。

リディア「そう」
フェレル「しょうがない・・・・・・とりあえず、魔物は全て退治したんだ。この施設内が安全になっただけでも・・・・・・」
商人(男)「(慌てながら)た、大変だ~っ!」

 先ほど、調理施設で助けた商人(男)がこちらに来る。

リディア「な、何が起きたのよ!・・・・・・っていうか、おとなしく待てって言ったのに!」
商人(男)「(慌てながら)そ、それどころじゃないんだよ!そ、外で魔物が出入り口を塞いでいるんだ!!」
リディア「(驚くように)なっ、なんですって~!!」
フェレル「急ぐぞ!!」

 リディア、フェレル、エントランスの方へと急ぐ。

 ※ここでイベント終了。操作が可能になる。

■休憩所『憩の間』 エントランス<シーンNo.1-14>

 エントランスへ来た、リディアとフェレル。そこには調理施設で待機していた受付や利用者たちがいた。みんな、正面玄関から見える魔物に声がでない。

商人(男)「ほら、こっちだ!!」

 リディアとフェレル、正面玄関の方へと見つめる!

リディア「ホ、ホントだ!!・・・・・・みんなは危険だからここにいて。あたしがやっつけるから!フェイ、行くわよ!!」

 リディア、走って外に出る。

フェレル「行くわよって・・・・・・もう少し、冷静になれよ!!」

 フェレル、リディアの後を追う。