悲しみ
振り返ったら真っ暗な夜闇に映る僕が見えた
また悪くなりかけている両眼で捉えた僕は
どこかやっぱり悲しそうだった
好きなアーティストの知らない曲聞きながら
ちょっと古いサンタさんの洋画をちらちら観る
短調のキャロルが
僕をまた一人にさせる
また振り返って
今度は僕の向こう側の夜景を目を細めて見つめて
遠くにいる君のこと考えて
またまた僕は一人だ
最近また増え始めてしまった体重を少しばかり気にしながら
洋画の英語を聞き流して
日本語に驚くと日本人が謙遜を振りまいてた
君と僕との距離を決定づける携帯電話