スターブレイダ―ズ
その瞬間、試合終了を知らせるブザーが鳴り響いた。
『試合終了! スター・ブレイダーズ、Win!』
「「やった――っ!」」
勝負に勝った事によりレナとチサトは手を合わせて喜んだ。
そしてホークは懐からハヤトとかつての仲間達の写真を取り出した。
「見てるか、ハヤト」
モニターにはスター・ブレイド01が飛んでいる姿が映っていた。
スター・ブレイド01のコックピットの中ではシンジが力を抜いて座席の背もたれに寄りかかった。
「……ヘッ、悪くねぇかこう言うのも」
シンジは微笑して乗っている機体に父の姿を思い浮かべていた。そして思った今ならあの日に戻れると、そして見る側からやる側に回ったSSBの楽しさを……