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私のダンナ短編集

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p3、マイティボンジャック



 私は大のゲーム好きである。
 付き合っていた頃から、ウチにダンナを呼んで、一緒にピコピコとゲームをしたりしていた。
 結婚した今も、家事や仕事の合間を見計らい、PS3やPSPに熱中。

 そんなある日、私が寝転びながらゲームをしていると、

 ダンナ「そういえば最近、マイティボンジャックで遊んでるの?」

 と、聞いてきた。

 え?
 マイティボンジャック? 何それっ!? そんなの私、持ってたっけ!?

 混乱している私の顔を見ながら、ほら、あれだよ~と、手振りで教えようとするダンナ。

 ダンナ「オレンジ色の身体で鼻が長くて~、あ! なひょーんって言うヤツ」

 なひょ……?
 ………。
 …………え、まさか。

 クラッシュバンディクーのことでした。

 ……もうホント、いい加減にしてよ。
作品名:私のダンナ短編集 作家名:愁水