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私のダンナ短編集

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p2、ドラちゃん



 ある夜、私が洗面所に行くと、ダンナはお風呂に入っていた。
 既に出ようとしているのか、フェイスタオルで身体や頭をガシガシ拭いているのが、若干透けているお風呂の扉から見える。すると、

 ダンナ「いまのうちに髪の毛拭いておけば、ドラちゃん使わなくて済むしな~」

 独り言が聞こえた。

 ドラちゃん……?
 ドライヤーのことか?

 ……。
 ―――はっ!!

 それは、バスタオルのコトであった。

 今日も我が家のバスタオルの柄は、ドラえもんである。

作品名:私のダンナ短編集 作家名:愁水