夢のなかのサンタさんとの約束
宏は靴下を枕元に置いた。
サンタさんがプレゼントを入れてくれると、和子ちゃんに聞いたのだ。
とてもわくわくして眠れなかった。
いつの間にか眠ってしまったのだろう。
「宏君ごめんね。サンタのおじさんだよ。急にお腹が痛くなってしまった。
今夜はプレゼントを届けられないけれど、いつかきっと届けるからね。
それまでがまんしてね」
朝になり宏は枕元の靴下を見た。
ぺちゃんこのままだ。
「おかぁちゃんサンタさんいないのかなぁ」
「キリストを信じている家に来るんだよ」
「お家は信じてないの」
「仏教だからね」
宏は夢の事を思い出した。
でも人に話すと消えてしまいそうなので黙っていた。
サンタさんがプレゼントを入れてくれると、和子ちゃんに聞いたのだ。
とてもわくわくして眠れなかった。
いつの間にか眠ってしまったのだろう。
「宏君ごめんね。サンタのおじさんだよ。急にお腹が痛くなってしまった。
今夜はプレゼントを届けられないけれど、いつかきっと届けるからね。
それまでがまんしてね」
朝になり宏は枕元の靴下を見た。
ぺちゃんこのままだ。
「おかぁちゃんサンタさんいないのかなぁ」
「キリストを信じている家に来るんだよ」
「お家は信じてないの」
「仏教だからね」
宏は夢の事を思い出した。
でも人に話すと消えてしまいそうなので黙っていた。
作品名:夢のなかのサンタさんとの約束 作家名:吉葉ひろし