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永山あゆむ
永山あゆむ
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OATH~未来につなぐシルベ~序章(前半)

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序章 第3話-サウスマリー襲撃!-



■サウスマリー 商店街(村の出入り口) <シーンNo.3-1>

 村に戻ったリディアとフェレル。村の商店街のお店が魔物により、メチャメチャにされている。

リディア「ひ、ひどい!」
フェレル「いったい何が・・・・・・!?」
????(道具屋(声のみ))「たっ、助けてくれ~!!」
リディア・フェレル「!!」

道具屋と武器屋の店主が魔物に襲われて逃げ回っているのを目撃する。

リディア「フェイ!」
フェレル「ああ!」

 ※イベント終了。操作が可能になる。

 二人は、道具屋と武器屋に襲っている魔物を倒しに行く。(どちらが先かは任意で)

※フィールドマップや広場へ行こうとした場合

リディア「今は助けないと!」

 引き返して助けに向かう。

 ※操作が可能になる。

<道具屋でのイベント<シーンNo.3-2-1>>

 道具屋「ひ、ひいいいい~」

 尻を地面について、後ずさりしている道具屋。

リディア「今助けるわ!!」

 道具屋に襲っている魔物と戦闘。(逃走不可)

 二人は魔物を退治する。

 道具屋「ありがとう。助かったよ!」
リディア「なんの!お安い御用よ!」

<道具屋でのイベント:終わり>

<武器屋でのイベント<シーンNo.3-2-2>>

 武器屋「こっ、これ以上くるなっ!!」

 魔物に囲まれて逃げ場を失う武器屋。

フェレル「今、助ける!!」

 武器屋に襲っている魔物と戦闘。(逃走不可)

 二人は魔物を退治する。

 武器屋「ふぅ~、た、助かったよ!」
フェレル「これくらい、当然ですよ。ケガはないですか?」
 武器屋「ああ、お陰様で。ありがとう」

<武器屋でのイベント:終わり>

 ※道具屋と武器屋での戦闘が終わったらイベントが進む。



<イベント終了後<シーンNo.3-3>>

 二人は、道具屋と武器屋の店主と会話をする。

 武器屋「リディア、フェレル。ありがとう」
リディア「いいよ、これくらい。それで一体、何があったの!?」
 道具屋「それが・・・いきなり、村に魔物が襲ってきて・・・・・・」
 武器屋「集団で襲ってきたんだ」
フェレル「集団で?おかしいな。この周辺の魔物はおとなしいはずだが・・・・・・?」
リディア「フェイ、ここで考えても始まらないよ。(道具屋と武器屋に向かって)広場の方はどうなっているの?」
 道具屋「分からない。み、みんな無事だろうか・・・・・・」

 リディア、思い詰まったように、

リディア「フェイ!」
フェレル「うん!(すぐさま走るリディアを見ながら)・・・・・・って、おい!リディア!!」

 リディア、すぐさま広場へと走り出す。

フェレル「・・・・・・ったく、もう!学習してんのか、あいつは!」

 フェレルもリディアの後を追う。

武器屋「気をつけろよー!」

 ※イベント終了。操作が可能になる。(武器屋と道具屋でアイテムを買うことが出来る)


■サウスマリー 広場<シーンNo.3-4>

 村の中心の広場もたくさんの魔物で人々が襲われている。
 しかし、フィーリング道場の門下生たちが広場で応戦し、人々を救護している。
 だが、門下生たちでも数が多すぎて応戦しきれていない。

門下生(男)「せやっ!!」

 門下生(男)、剣を振り抜いて魔物を倒す。しかし、

村人(女)「きゃあああああっ!!」

 村人(女)が門下生(男)の背後で襲われる。

門下生(男)「しまった!」
門下生(女)「逃げて!!」

 魔物が村人(女)に襲い掛かる。
 村人(女)死を覚悟するが、

リディア「はあああああああ!」

 魔物、その声に動揺する。
 リディア、走りながら武器を構えて魔物の頭上に飛び込む。

※リディアだけで魔物と戦闘開始。(逃走不可)

<戦闘終了後>

 リディア、一人でも難なく魔物を倒す。

リディア「大丈夫!?」
村人(女)「ええ。ありがとう、リディア」

 村人はすぐさまフィーリング道場へと向かう。
 フェレル、リディアの下へと追いつく。

フェレル「リディア!」
リディア「フェイ!遅いわよっ!」
フェレル「おまえ・・・・・・少しは落ち着けっての!」

 リディア、ノースラの森でフェレルに言われた事を思い出す。
 リディア、顔を下に向けて、思いつめた表情で。

リディア「ごめん。ほっとけなくて・・・・・・」
フェレル「いいよ」

 門下生が二人の下へと来る。

門下生(男)「助かったよ、リディア。ありがとう」

 リディア、威張った態度で

リディア「な~に、当然のことよ!」
フェレル「村の人たちは?」
門下生(男)「道場や自宅で避難してもらっている。さっきの人で最後だ」

 リディア、ホッとした表情で、

リディア「そう。・・・・・・だったら、心配なさそうね。戻ってきたとき、道具屋と武器屋の店主が魔物に襲われてたから、どうなっているかと思ったけど・・・・・・」
門下生(男)「そうだったのか。すまない」
リディア「いいよ。困っているときはお互い様よ!」

 元気なリディアをよそに、今度は逆にフェレルが思いつめたような感じで、自分の疑問をぶつける。

フェレル「で、その魔物のことについてだが、意図的に操っている形跡はなかったか?影から操作している者がいたとか・・・・・・」
門下生(女)「分からないわ。わたしたちは魔物を倒すことだけで精一杯だったから」
フェレル「そうか・・・・・・」

 フェレル、考え込む。
 それをよそにリディアは、辺りを見回す。

リディア「ねぇ、ところでダンおじさんはどこにいるの!?」
門下生(男)「ダン先生なら、孤児院に行ったわ。シスターや子供たちを魔物から守っているけど・・・・・・」

 その瞬間、孤児院のほうから地響きが走る。

リディア「わあああっ!今度は何なの!?」
フェレル「リディア、孤児院の方から火が・・・・・・!」
リディア「・・・・・・!シスター!!」

 リディア、走って孤児院へ向かう。

フェレル「(すぐさま走るリディアを見ながら)待てよ、リディア!・・・・・・ったく、もう!!」
門下生(男)「フェレル、ここはいいからリディアを追いかけろ!奥にはまだ残党の魔物もいるはずだから危険だ!」
フェレル「サンキュ!」

 フェレル、リディアの後を追う。(※リディア戦闘メンバーから離脱)
 ※イベント終了。操作が可能になる。(リディアの代わりにフェレルを操作)


■サウスマリー 孤児院へ続く道出入り口<シーンNo.3-5>

 リディア、3体のモンスターと対峙している。

リディア「く~!どきなさいよ!!」

 棒を魔物に目がけて振るうも、魔物はジャンプしてかわす。
 そして、そのまま魔物がリディアに棒を構える隙を与えずに襲い掛かる。

リディア「しまった!」

 リディア、思わず目をつぶってしまう。
 魔物がリディアに攻撃する瞬間、フェレルがフィーリング流の俊足の抜刀術で魔物を切り裂く!

魔物「ギャアアアアアア!」
フェレル「フ!・・・・・・こんなもんか」
リディア「フェレル!?」
フェレル「大丈夫か、リディア?」
リディア「・・・・・・うん」