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第四章三話 再出発の朝

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剣術部隊が村に着くと、村人が立っていた。
「Sa lahat! Ang mga guys ay Hapon! Ito ay hindi mapanganib。」
(皆さん!この人達は日本人です。大丈夫です。)
すると長老らしい人がやってきて
「Ang matanda jaga.ay may narinig mula sa dalawang tao. Tinatanggap namin.」
 (長老のジャガじゃ。話しは二人から聞いておる。歓迎じゃ。)
すると石賀さんは歓迎しているということを皆に伝えると
「「「「「「「「「「ありがとうございます!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」
一同は最敬礼のお辞儀をした。
そして今は使われていないスペースがあり、長老はそこを提供した。
日本人がきたということで村人は好奇の目で見ていた。
友好的な感情を持つ村人もいれば、以前に日本兵と一悶着あり警戒をしている村人もいた。

石が投げつけられたら、石でやり返し
刃物で襲い掛かってきたら、鞘で応対し
食べ物が投げつけられたら、木で打ち返し
善い事は善い事で返し、悪い事には最善をつくしながら仕返しをする。
中には、キレて、武器を手にとりフラリと行こうとするものがいるが
それは全力で阻止している姿はもはや日常茶飯事となった。

なんやかんやで毎日が楽しかった。
言葉が通じないもの同士の間でも絆が出来始めた。
でもそんな楽しい日々はいつまでも続かなかった。
「Danger! Danger!」
(大変だ!大変だ!)
慌しく村人が走ってきた。
その後ろからは
「日本兵!!」
一同は一列に並び、向こうから来る部隊を見ていた。
作品名:第四章三話 再出発の朝 作家名:sanze1991