第四章二話 警戒と再会
「Sino kayo guys! !Free sa akin!!」
(あなたたちは誰ですか!!私を放しなさい!!)
袋から出てきた女の子はそう怒鳴った。
「なんていったんだ?」
「さぁ。」
女の子は相変わらず皆を睨んでいたが、風太が背負っていた男の子をみるないなや
「Insopu!!」
(インソプ!!)
雷太のほうへ飛んでいこうとするが袋にひっかかり転んだ。
「ヴェ・・・ヴェ~~大丈夫?」
「そうだ!チェルグ、お前なら言葉わかるんじゃないのか?」
「えっ?!だってフィリピンでしょ?!言葉全然違うよ~~~」
「役立たず(チッ)」
一宮が言うと後ろで墨田が落ち込んでいるチェルグを慰めていた。
「えっとうんと、ぼくたちは君たちの敵じゃないよ?」
「なんで疑問系すか?」
頑張って女の子にわからせようとしているがとどかず
「・・・・・」
そんな時風太がフラッとやってきて
「僕の名前は風太だよ。」
自分を指して名前を言った。
すると少女に届いたのか
「Fanfu・・・・」
(ファンフ・・・・)
「へ~ファンフちゃんって言うのか~。この子、友達?怪我してたから助けたんだ。」
そういってファンフに男の子を渡した。
ファンフは怪我した場所を指して
「Ano ang iyong pansin?」
(あなたが手当てしてくれたの?)
「そう、怪我してたんだ~。」
そのやりとりをみていた一同は風太を凝視し、弟の雷太は
「ふ・・・風太兄、言葉わかるの?」
と、問うが
「全然わかんないよ~~。」
と、ニッコリと言った。
「本当に・・・・こいつはわからねぇな。」
風太達の上司である須郷班長はフッと笑った。
その時、ガサガサと葉の音がして全員警戒した。
(あなたたちは誰ですか!!私を放しなさい!!)
袋から出てきた女の子はそう怒鳴った。
「なんていったんだ?」
「さぁ。」
女の子は相変わらず皆を睨んでいたが、風太が背負っていた男の子をみるないなや
「Insopu!!」
(インソプ!!)
雷太のほうへ飛んでいこうとするが袋にひっかかり転んだ。
「ヴェ・・・ヴェ~~大丈夫?」
「そうだ!チェルグ、お前なら言葉わかるんじゃないのか?」
「えっ?!だってフィリピンでしょ?!言葉全然違うよ~~~」
「役立たず(チッ)」
一宮が言うと後ろで墨田が落ち込んでいるチェルグを慰めていた。
「えっとうんと、ぼくたちは君たちの敵じゃないよ?」
「なんで疑問系すか?」
頑張って女の子にわからせようとしているがとどかず
「・・・・・」
そんな時風太がフラッとやってきて
「僕の名前は風太だよ。」
自分を指して名前を言った。
すると少女に届いたのか
「Fanfu・・・・」
(ファンフ・・・・)
「へ~ファンフちゃんって言うのか~。この子、友達?怪我してたから助けたんだ。」
そういってファンフに男の子を渡した。
ファンフは怪我した場所を指して
「Ano ang iyong pansin?」
(あなたが手当てしてくれたの?)
「そう、怪我してたんだ~。」
そのやりとりをみていた一同は風太を凝視し、弟の雷太は
「ふ・・・風太兄、言葉わかるの?」
と、問うが
「全然わかんないよ~~。」
と、ニッコリと言った。
「本当に・・・・こいつはわからねぇな。」
風太達の上司である須郷班長はフッと笑った。
その時、ガサガサと葉の音がして全員警戒した。
作品名:第四章二話 警戒と再会 作家名:sanze1991