今日はインタビュー
「そうですね。もう五千文字超えてますものね」
「またメタですか」
「別にいいじゃないですか」
「別にいいんですけど」
「まさかここでその返答が来るとは思わなかった」
「びっくりしたでしょう?」
「いいえ、びっくりしてなんていませんよ。だってあなたは……」
「『僕だもの』とでもいうつもりでしたか?」
「その通り。流石は僕ですね」
「なんか聞くこともなくなってきましたし、この辺でお開きにしますかね」
「そうしましょうそうしましょう。作者が飽きたからここで終わりって訳じゃ決してないんでその辺はよろしく」
「そんなこと言うからそう思われるんですよ」
「それを狙って言ったんですよ。今の台詞」
「まぁ知ってますけどね」
「僕だものね」
「そうだ、最後に何か一言お願いします」
「人から見て面白いものが書けているかはわかりませんが、僕は人に読んでほしくて書いてます。書いてて楽しいってのも理由としてありますけどね。よかったらこのわけわからないインタビューっぽいもの以外の話も読んでみてください」
「では、今日はありがとうございました」
「こちらこそどうもありがとうございました」
十月某日、大学にて。