小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

少女機械人形コーパス 第二幕

INDEX|106ページ/115ページ|

次のページ前のページ
 

同日
午後13時46分
コーパス 武器開発室

ウィィィン
開発員
「おっ、木左木!お前どこ行ってたんだよ!」
木左木
「すみません!少し用があって…。」
開発者
「って、うわっ!木左木お前…!」
<スチル首筋から血を垂れ流している木左木>
木左木
「?」
開発員
「首だ!首!一体どうしたんだよ?!」
木左木
「あれ?ホントだ。ちっとも痛くないのに。」
開発員
「おい!医務室に連絡入れろ!早く!」
木左木
「大丈夫ですよ。少し痛みますけど問題ありません。」
開発員
「問題ないわけあるか!とにかく…」
木左木
(アルカ装置…ヴィロネカート…もしかして…巳上主任は…!)
開発員
「木左木!やっぱり痛むんだろう?!そんなに泣いて…!」
木左木
「えっ?な…泣いてる…っ私…。」
木左木
(…だから左文字参謀長は…!あぁっ!)
木左木
(私は…!)
木左木
「失礼します!」
木左木
(左腕に埋め込まれたICチップ…こんなもの抉り出してやる。それで巳上主任を迎えに行って、その後は…!)
木左木
(なんとしてでも左文字参謀長に合わなければ!そして…この狂った組織から抜け出さなくては…!)
木左木
(待っていて下さい!巳上主任…!)


第六場 幕