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てっしゅう
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「夢の続き」 第六章 伊豆旅行

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「だからお前は?・・・生きてくれ、とか、秀和さんを軍人にするなとか?でしょうか」
「もっと大きなことかも知れない。貴史が見つけてくれるまで私の命があるかどうか解らないから、いま遺言にしたいの」

「おばあちゃん!遺言なんて・・・縁起でもない」
「今佳代さんに話したでしょ?あなたには夫の言葉の真実を考えて欲しいの。洋子さんと幸せになって考えられる事なのかも知れないからね」
「洋子と結婚して解ると言う意味なの?」
「それも含めてよ。お願いするわ」

なんだか大きなテーマを突きつけられたように貴史は感じていた。