時間泥棒
高校に入って三ヶ月が経つ頃、私は生きるのをやめた。
何事にも無感情でいようと努めた。そうすると、不思議なことに人間関係がうまくいった。
悲しくても泣かない、腹が立っても怒らない、笑っても本当は楽しくない。
何故、無感情でいたかというと、日々の不満や理不尽さに耐えられなくなったからだ。心をからっぽにして、何も考えない石になった。
しかし、夜になると我慢していた感情を取り戻すように、私はよく吐いた。辛くて、涙が出た。体重は少し減ったが、無感情になった私は嬉しいとは思わなかった。
そして無味乾燥な日々が続く。目を閉じていると、あっという間に一日が終わる。
家も、学校も、まるで光の速さのように時間が過ぎていった。明日が飛んで明後日が来た。明後日が来て、一週間後が来た。
そして、来月になる。
ちょっと待って、それって、何かおかしい?
何事にも無感情でいようと努めた。そうすると、不思議なことに人間関係がうまくいった。
悲しくても泣かない、腹が立っても怒らない、笑っても本当は楽しくない。
何故、無感情でいたかというと、日々の不満や理不尽さに耐えられなくなったからだ。心をからっぽにして、何も考えない石になった。
しかし、夜になると我慢していた感情を取り戻すように、私はよく吐いた。辛くて、涙が出た。体重は少し減ったが、無感情になった私は嬉しいとは思わなかった。
そして無味乾燥な日々が続く。目を閉じていると、あっという間に一日が終わる。
家も、学校も、まるで光の速さのように時間が過ぎていった。明日が飛んで明後日が来た。明後日が来て、一週間後が来た。
そして、来月になる。
ちょっと待って、それって、何かおかしい?