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映画に観るディストピア(世界終焉・人類滅亡)

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生き残った人々は、食糧が無いから、人肉も食べているみたいで、武装バリバリの老夫婦は人肉を食べ過ぎて、身体の震えが止まらないようだし、なんだか狂牛病の人間版みたいな狂人病?です。よくある感じで、暴力により人々を支配する街があり、核戦争で人類崩壊から30年後の人々の精神状況は、先ほど指摘したように肉体も健康で奇形も無く、精神状態も至って楽観主義と言うか、普通なら頭がおかしくなってきたり、映画『ドラゴンヘッド』のように、文明の崩壊から大規模な殺戮なり、絶望が支配する歪(いびつ)な世界観が人々を覆っている筈なのに、相も変わらず野生動物ハイエナの生態をテレビが捉えた貴重な映像ヨロシクなごとく、ホント、「元気はつらつ」に旅人を山賊する輩ばかりの演出には、もう21世紀の映画製作なんだから、止めようよ!と思い、残念!でした。映画『ターミネーター3』の廃墟の街でサバイバルする人々と、なんら変わらないスタンスから抜け出してもらう全く新しい近未来SF映画が生まれることを、最近、切に願い始めている自分がいたりなんかしています。頑張れ、21世紀のクリエイター達よ!VFXよりも世界観とその時代の人々の思考がキーワードであり、コミュニケーションの進化をイメージした機器の登場こそが成功のカギなのだから!