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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「哀の川」 第五章 別居

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「そう、そうなのよね。でも、はっきりとしているところが魅力でもあるからそれはそれでいいのかも・・・」
「私の批判はそれぐらいにして、さあ、ご飯いただきましょう!」

わいわいがやがや、三人と母親は食卓テーブルに着いた。好子の気持ちはずいぶんとやわらいできた。麻子に自分が勝てるわけが無いとも改めて感じた。若さはそれほど二人を区別する壁に見えた。今日こうして話し合えた事で、好子の心の中から直樹は思い出へと変わって行くのだった。