小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

INDEX|17ページ/89ページ|

次のページ前のページ
 


青田は今まで自分が生きて行くのが精いっぱいであり、母の幸せですら思うようにはいかなかった。
経済的には楽にはなったのだろうが、母の心配は青田が身を固める事であった。
青田は故郷に帰り、山崎を懐かしく感じていた。
「掛け金はどのくらいまでいいかしら」
「奮発して5000円まで」
「仕事でいろいろの会社に行くから、青田君、ごめんなさい、君づけして。宣伝してくるわ」
「宜しく頼むよ」

それから3日して、海老原は保険のプランを持ってきた。
青田がプラン通り契約をすると、海老原は3社を紹介してくれた。
その後も海老原は次々と会社を紹介してくれた。
青田が開拓した数よりも海老原の紹介の方が多くなっていた。

作品名: 作家名:吉葉ひろし