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吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
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美術館も近いせいか、店のお客の出入りは良い。
高額の50万前後の絵も売れ始めた。
宏はお客をつかむため、クラブに出入りするようになった。
ある店で、隣の席にいる女性が見たことのある人に感じた。
幸子である。
レストランで別れて3年経っていた。
客の相手をしているから良くは見えない。
宏は自分の席のホステスに名前を聞いた。
「あかり」と言った。
宏は接待した客が帰ると、あかりを指名した。
「ありがとうございます」
あかりは言いながら宏の隣に座った。
「初めてですね」
「この店では」
「あら、どこかで会いました」
「会ったことがある様な・・・」
「何のお仕事」

作品名: 作家名:吉葉ひろし