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秋色シルエット

路上に映る影は誰を待つのだろうか

その影を見た僕はあなたを想う

ぼくはあなたのシルエットだけを知っている

あなたは色彩の無い平面なのだ

そんな貴女を僕は秋色に染めたい

赤とんぼの羽を集めて

あなたに着せようか

その色を貴女の唇にのせようか

そんなあなたのシルエットは

ぼくに語りかけてくれる気がする

文字や声を超えて

赤トンボの様に飛んで来るような気がする