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-１日目-

次に俺が起きるとそこは知らない場所だった。
俺は体を起こし辺りを見回した。
１２畳ぐらいの部屋にベッド、テレビ、時計、さらにドアが２つあった。
どうみても殺風景な部屋だそうとしかいいようがない。
体は意外にも普通に動きどこにも痛いところはなかった。
元気な状態を確認して片方のドアを開けてみた。
そこはシャワールームだった。バスタブもシャンプーもしっかり完備してある。
「ここはホテルなのか？」
そしてそのままもう片方のドアに手をかけて開いてみた。
「廊下か、とりあえずここから出るか・・・」
俺は部屋から出てこのホテル？を散策してみることにした。
廊下は四角い形状をしていて左の壁に同じようなドアが全部で１０個。
そのなかに赤いドアと青いドアもあった。
さらに下へと通じる階段もあった。しかし上に通じる階段はない。
とりあえずここまで分かったのはこのホテルが２階建て以上であることと他にも人がいる可能性があるということだ。
そこで俺は部屋に一旦もどることにした。