税金不真面目辞典
第7章:固定資産税
≪課税団体≫
①税金を得て使用できる機関であり、固定資産税においては各市町村である。
②平成の市町村大合併により、合併前の町・村の行っていた固定資産税の計算を、大きな市が行うことにより、周辺の課税標準額の不公平感をなくそうとしている。当然、価格を高い方にあわせることが多かったのではなかろうか。
≪課税標準≫
①市町村役場が、一定裁量において自由に決めることができる固定資産税の価格。税金は、課税標準×税率で決まるので、税率が変更なくても、ここが変われば税金が増減
する。
②変更には、国会・市議会の承認が不要であるため、どのように変更されているか、想像するしかない。
(注)一定裁量=”勝手な都合”のことである。
≪税収≫
①ほとんどの市町村役場の、最大の税収である。
②ほとんどの市町村役場の最大の支出は、国の補助事業を除くと、人件費(役所職員・公立小中学校教師他)である。したがって、この税収確保に、各市町村は力を入れている。