税金不真面目辞典
第1章:消費税
≪定義≫
①消費流通を阻害する障壁。時代とともに、高くかつ丈夫になる傾向が強い。
②所得税・法人税を払わない人にも、負担を求め、国家のありがたみを実感させる税金。
③改正すると、時の内閣総理大臣は、間もなく辞任する可能性が高い。
≪税率≫
①国家がほしい税額から、逆算して決定する数字。
②日本では、西欧諸国より安い税率であることは、財務省が親切に教えてくれるので、多くの国民が知っている。
≪内税方式≫
①商品を購入するたび、支払う国民が、いくら消費税を負担するのか、気にすることがないようにしている制度。
②消費税創設時、率先して新聞業界が導入した制度。
≪非課税品目≫
①政治家の力・団体の力で決定することが多い。
②①の功績を示すため、”政策的目的”と、説明書に記載している。
≪簡易課税≫
①面倒な計算せず、消費税を事業者に納めさせる制度。
②納めずにすんだ差益の一部を、法人税・所得税と名称を変えて、納めさせる制度。
≪税率改正≫
①手っ取り早く、インフレにすることができる。
②福祉目的と言い訳をすることが多い。
≪地方消費税≫
①現在の5%の消費税のうち、県の取り分である1%分。奥ゆかしさからか、県は積極的にアピールしないため、県の税収になっていることは、あまり知られていない。
②今後の改正で、取り分がどれだけ増えるか、国側との交渉する領域。目標は何%なのか?