小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
藤枝 真緒
藤枝 真緒
novelistID. 32347
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

ときめきの通学路☆

INDEX|3ページ/3ページ|

前のページ
 


口に咥えた鞄のせいでバランスがうまくとれないし、
自慢じゃないけどマラソンは大の苦手だわ;

よろけながらも希望を捨てずに走り続けていると
十字路の右からでてきた『なにか』とぶつかった


「っきゃぁ!…いたた…
 こんな朝っぱらからタックルされるなんて…
 このベテネ・モットータ相手に良い度胸ねっ!」


…え?…じょ、じょっ、女子!?
そんな!嘘よ!!これは夢かなにかなのよ!
だって、朝の通学路でぶつかるのは私と恋仲になる人、
つまり、男子のはずだわっ!!
冷静にならなくちゃ…冷静に。…


「ぶつかってしまってごめんなさい。
 口に咥えてた鞄が重くて
 真っ直ぐ走れなかったものですから…。
 申し訳ついでにあなたの性別を確認したいので
 私に見えるようにそのスカートをめくってもらえませんか?」

「………え?…ちょっ、ちょっと、あなたっ!!
 一体どういうつもりですのっ!!
 初対面の女子相手に羞恥プレイだなんて!?
 私のどこが男に見えて?」

「ちょっとだけ!ちょっとだけでいいから!
 どうしても今の状態のあなたを認めるわけにはいかないの!」


私は言うやいなや彼女(?)のスカートをめくろうと手を伸ばす
と、彼女(?)拒否する手がガードを固める


「そんなこと、お断りに決まっておりましてよっ!!」
作品名:ときめきの通学路☆ 作家名:藤枝 真緒