俺の隣にいつの間に!
プロローグ
俺の名前は「進登 カミナ」ごく普通の高校生だ。
いまはぐっすり眠っている。
すると、「カミナ~起きて~」と体を揺らされる。
「う~ん、もっとねらせろ~」
「もう8時だよ~」
「なにっ、もう8時だとっ。なんで早く言わなかったんだ。」
と、とっさに体を起こそうとしたとき、
「言ったよ~」と俺の顔を覗き込んできやがった。
「ゴツン☆」
「いったっ」
「きゃっ」
俺の額に何かの突起が当たった。
と、目を開けてみると、そこには「尺麗 亜子」が、『あご』をおさえていた。
こいつは俺の幼馴染で、自分でも99%美人だといえる。
ただ、なぜそれほどまでに美人なのに99%なのかというと、
こいつは、『あごが出てるからだ!!』
作品名:俺の隣にいつの間に! 作家名:零音 16