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島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
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【第九回・四】くり・栗・みっくす

INDEX|30ページ/30ページ|

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プ------------------------------------------------------------------…

「…さっきより長っげぇ…」
中島が言うと制多迦がヘラリ笑って少し照れながら頭を掻いた
「汚いよ」

スコ---------------------ン

カリントウを食べつくした矜羯羅が指ではじいた玉が制多迦に直撃した
「いいじゃんいいじゃん~…出るもの拒まず!!」
坂田が言う
「…臭くないと良いんだけどね」
矜羯羅がチラッと京助を横目で見るとソレにつられるように一同の視線が京助に注がれた
「…なんだよ;」
複数の視線に一人で対抗しながら京助が言う
「それだけ臭かったんだと思うっちゃ」
緊那羅がボソッと言った
「臭いよね京助のは」
「俺も同感」
「ドリフの世界だよな…こう…家が壊れますってカンジに」
3馬鹿がテンポよく京助の屁の臭さを語る
「やかましいッ!;俺だって好きで臭い屁出して……」

ブゥ---------…

「クッサイッ!!!!;」

スッパァ------------------------------------------ン!!

怒鳴ったことで肛門様が緩んだのか京助が屁をすると一番近くでソレをかいだ鳥倶婆迦が手にしていたハリセンで勢いよく京助の頭をぶっ叩いた
「ナーイスツッコミング!!」
坂田が拍手する
「その調子その調子!!」
南も同じく笑いながら拍手をする
「できんじゃんツッコミ」
中島が手で臭気を払いながら笑った
「…さい;」
制多迦が言ってハタハタと手で臭気を払う
「…なんでこんなに臭いのさ…」
頭の布で鼻を覆った矜羯羅が顔をしかめて批難する
「俺の腸に聞け;」
京助が言った
「くしゃい~;」
鼻をつまんだ悠助を慧喜が自分の胸に埋めた
「同じもの食べても何で京助だけこんなに臭いんだっちゃ…;」
緊那羅も手で臭気を払いながら言う
「だから! 俺の腸に聞けっつーの!!;」
批難ゴーゴー言われまくりの京助がガッテム!! ポーズで怒鳴った

「…なんだかたのしそうなんだやな~…」
家の中から聞こえてくるギャーギャーという騒ぎ声を聞いてゴが言った
「まだ焼けないんだやな~…」
ゼンが燃えカスとなりつつある落ち葉の山の中に割り箸を突っ込んで呟いた
「…ぷ-------…」
まだ焼けない大きなイモを見てゼンゴが揃って頬を膨らませた