税金川柳2
◎ありえない? 税法知らない 税理士よ
(解説)
税理士になるには、次の方法があります。
(1)税法試験5科目受験合格した人
(2)税務署職員で一定経験年数以上の勤めた人
(3)税法科目1科目以上受験合格+簿記又は財務諸表いずれか
1科目以上受験合格者で、大学院の法律・経済両方で、必要税法
単位を取得した人⇒大学院で経済2年・法学2年通う必要あります。
(4)上記(3)の制度になる前は、大学院の法律・経済両方で、
必要税法単位を取得した人⇒大学院で経済2年・法学2年通う
必要あります。
(4)を特にダブルマスターと言い、無試験で資格を取得し
ています。親が税理士で、子供に跡を継がせるため、難しい
税理士試験を避けて、大学院に4年行かせたパターンが多いです。
このダブルマスターは、面倒から逃げる癖がありますので、
当然税法や簿記も知りません(簿記に関しては商業高校以下
の実力しかない人もいます)。
顧問会計事務所が、このダブルマスターでないことを祈ります。
この場合、知識がないため、税務調査では税務署のいいなりが多いです。
◎税務署も 狙うは無知の 税理士を
(解説)
税務署も馬鹿ではありません。
いい加減な会社だけでなく、いい加減な会計事務所が顧問先
である企業を、ひんぱんに調査対象にします。
特に前に示したダブルマスターの事務所なんて、格好の獲物です。
税務署に反論できないばかりか、無知による税法違反
の処理も多いからです。