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郷田三郎(G3)
郷田三郎(G3)
novelistID. 29622
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コスモスの咲く頃

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 いや、アイツは成功して宇宙に飛び立ったのだ。
 その想いは交互にやってきて二日酔いの頭の中でガンガンと響いていた。

 下山する前にアイツの言ったコトバを出来るだけ正確に紙に書いた。
 そして大声で言ってみた。
 あの音と光がぼんやりと頭をよぎって消えたが、その間に「貴方はまだその時ではない」という意味のメッセージが視覚なのか聴覚なのか判らない情報として流れて行った。

 麓に下りてもアイツが居なくなった事を警察には届けなかった。

 小ビンの酒を買って乗った帰りの列車の中、オレは次の仕事のプランを考えてニヤけていた。
 前に座ったばあさんが訝しげにオレを見る。

『やるだけやってみるさ。オレにだって、いざとなったらコイツが有る』
 オレは手の中に有るメモを握り締めていた……。

 おわり

      03.01.27

 私も宇宙人の友達がいたらよかったのに。。。

 っつうか、コスモスの写真が無かったから表紙に春の頃の写真を使っちまったぃ。
 今度、どこかで撮って来ようっと。